ジャストサイズで生きていく

〜自分らしく自分だけのスタイルを見つける〜

感情のコントロール。

​​こんにちは、いつもブログを見てくれてありがとうございます。
​​​


今回は​『感情のコントロール』​について。



昨日書いた

【解釈のバリエーション】

という話。読んでいない方はぜひ読んでみてください。

 
 

僕たち人間は起きた出来事に対して

喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、愛おしさを感じたりします。





普段の生活や仕事の場面

子育て中の方はこどもと向き合っている時

ご夫婦やパートナーがいる時など

いついかなる場面も僕たちは誰かと接しながら生活をしています。


人は一人で生きていけないので、
人間関係というのは生きている上で切り離せない問題です。





『幸せな国ランキング』というものはご存知ですか?


​【世界幸福度ランキング】​


☝︎
こちらの情報によれば、日本は56位とのこと。

 

 

そのランキングでは

1位 フィンランド

2位 デンマーク

3位 スイス

 

と続き、トップ10はほとんど北欧の国です。

 

 

 

​2021年日本の順位は56位です。


先進国の中でダントツで低い数字です。
また日本はこちらの幸福度ランキングで年々順位を落としています。


世界幸福度ランキングは国民全体が幸せを感じているかどうかという調査ですが、

もう一つ別の視点で発表されるランキングがあります。


それが​​『子供の幸福度ランキング』​​です。​


【こどもの幸福度ランキング】​☜ユニセフが研究したものです。

 




先進国38カ国の中で

『身体的健康』
『精神的幸福度』
『学力・社会的スキル』の

上記3つの項目の総合評価でランキングが付けられます。

 

 

​こちらのランキングで日本は何位に位置しているかと言うと

38カ国の中で日本は20位です。


3つの項目を1つずつ見ていくと

 

身体的健康 1位

精神的幸福度 37位

学力・社会的スキル 27位

 

 

体は健康なのに精神的幸福度が極端に低いようです。

心と体のバランスおかしいですよね。

 

 

日本のこどもは、健康だと感じている子は多いようですが

それとは逆に精神的な幸せを感じられていない子も多いようです。

 

 

大人も含めた国民全体も幸福度は年々下がっていて

こどもたちの精神的幸福度も低い。

それが日本の現状です。

​​




何が言いたいかというと

僕たち日本人は自己肯定感が低くて、
自分のことを許せたり、認めたりできていないということ。

もっと簡単にいうと自分自身に対して優しくできていない人が多いです。

自分自身に優しくできない人が、他者に対して優しくできるはずがありません。




目の前で起きた出来事、事実に対して、いつも感情が揺さぶられてしまっています。

それがポジティブな方向に感情が向けば良いのですが

イライラしたり、自己否定したり、人やモノに当たったり。

経験はありませんか?



ついついこどもがコップをひっくり返してしまって怒ってしまったこと。

電車が時間通りに来なくてイライラしてしまうこと。

時間指定で宅配便を頼んだのに時間通りに来なくて嫌な顔をしてしまったこと。

頑張って料理を作ったのに、家族から『美味しい』と言われなかったこと。

デートでせっかくオシャレをしてきたのにパートナーに気付いてもらえなかったこと。




普段の生活で起きている出来事を上げたらキリがありません。

出来事が起きるたびに、僕たちは感情を選ぶことができます。



​『感情』​​というのは勝手に​​​『なる』​​​モノではありません。

こどもがコップに入った牛乳を床にこぼしたから怒ったんじゃありません。

電車が遅延したからイライラしてるんじゃありません。


僕たちが、あなたが『怒る』『イライラする』『悲しむ』のは

僕たちが、あなたがそうしたいからそうなっているんです。


『感情』​​というのは勝手に​​​『なる』​​​モノではなく

『感情』​​というのは『する』​​​​モノです。



起きた出来事に対して

僕たちが、あなたが『怒り』『悲しみ』『妬み』『イライラ』という感情を

選んでいるだけなんです。



もしかした牛乳をこぼしてしまったこどもは
野菜を全部食べたお皿をパパやママに見せようとした時に
誤ってコップに腕が当たってしまっただけかもしれません。



宅配便が遅れている原因が
その日、大雨で渋滞していたからかもしれません。



デートでオシャレをしたのに気付いてもらえなかったのは
久しぶりのデートでパートナーは緊張していたからかもしれません。



こう捉えれば、僕たちの感情も変わってきませんか?


どう捉えるかは自分次第なんです。

起きた​​​出来事​​​に対して

どのように​​解釈​​をして

どの​感情を選ぶ​​のか。



これは自分自身にしかできないんです。



昨日の娘とのバスのエピソード。

間違えてひとつ手前のバス停で降車ボタンを押してしまった娘。

本来なら保育園の目の前までバスが連れてってくれるのに

5分以上も自分の足で歩くことになりました。
​​



だけど娘は落ち込んだり悔しがる事なく

『歩きたかったの!』と解釈をしました。

僕は娘と手を繋いで、歌を歌いながら、保育園に行くことができて

娘がバスの降車ボタンを押し間違えてくれてよかったな。と思えました。




きっとちょっとした積み重ねだと思いますが、

あまりにも生活や仕事の中に余裕がなくて

優しさの感情を失いかけてるのかもしれません。


それが巡り巡ってこども達の精神的な豊かさや幸福度を下げているのだとしたら

残念で仕方ありません。



​​物事に対しての解釈のバリエーションを増やすこと​​

感情のコントロール


この2つができると、自分自身の気持ちも楽になるので

ぜひ意識してみてくださいね。



またね。